物理学を専攻している22歳です。大学院生はこんなことを考えています。


by kohno-knj
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原子核って何?part2

昨日は原子が原子核と電子から
作られていることを解説しました。

原子はほぼ100種類あるわけですから、
原子核も少なくとも100種類はあるということになります。
そうなると、原子核も何かもっと小さな粒子からできている
ような気がしてきます。

実はその通りで、原子核は正の電気をもった陽子と
中性の中性子からできているのです。
100種類以上の原子核の性質の違いは、
原子核を構成する陽子や中性子の数によって
生まれるのです。

全ての物質は電子と陽子と中性子から
できていることがわかったのです。

素晴らしいことだと思いませんか?
一見複雑に見えるこの世界の物質は、
たった3個の粒子からできているのですから。

当時の物理学者も同じように感じたようです。
しかし、この世界観は変更されることになります。

実は陽子や中性子は、さらにクォークという粒子から
できていることが明らかになり、
さらに、その他にも小さな粒子が
たくさん発見されたのです。
その発見には、加速器という大きな実験装置が使われました。
日本の代表的な加速器は、高エネルギー加速器研究機構
にあります。
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我々の世界観は複雑な物質の世界から、
複雑な粒子の世界へと変わっていったのです。

複雑な粒子の世界の主役たちが、
それ以上分割できない粒子ということで、
素粒子と呼ばれているわけです。

素粒子の研究は世界中で盛んに行われています。

では素粒子のことがわかれば、この宇宙の全てがわかるのでしょうか?

それでは続きは次回ということで。
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by kohno-knj | 2005-04-24 22:59 | 物理学