原子核って何?part2
2005年 04月 24日
昨日は原子が原子核と電子から
作られていることを解説しました。
原子はほぼ100種類あるわけですから、
原子核も少なくとも100種類はあるということになります。
そうなると、原子核も何かもっと小さな粒子からできている
ような気がしてきます。
実はその通りで、原子核は正の電気をもった陽子と
中性の中性子からできているのです。
100種類以上の原子核の性質の違いは、
原子核を構成する陽子や中性子の数によって
生まれるのです。
全ての物質は電子と陽子と中性子から
できていることがわかったのです。
素晴らしいことだと思いませんか?
一見複雑に見えるこの世界の物質は、
たった3個の粒子からできているのですから。
当時の物理学者も同じように感じたようです。
しかし、この世界観は変更されることになります。
実は陽子や中性子は、さらにクォークという粒子から
できていることが明らかになり、
さらに、その他にも小さな粒子が
たくさん発見されたのです。
その発見には、加速器という大きな実験装置が使われました。
日本の代表的な加速器は、高エネルギー加速器研究機構
にあります。
我々の世界観は複雑な物質の世界から、
複雑な粒子の世界へと変わっていったのです。
複雑な粒子の世界の主役たちが、
それ以上分割できない粒子ということで、
素粒子と呼ばれているわけです。
素粒子の研究は世界中で盛んに行われています。
では素粒子のことがわかれば、この宇宙の全てがわかるのでしょうか?
それでは続きは次回ということで。
作られていることを解説しました。
原子はほぼ100種類あるわけですから、
原子核も少なくとも100種類はあるということになります。
そうなると、原子核も何かもっと小さな粒子からできている
ような気がしてきます。
実はその通りで、原子核は正の電気をもった陽子と
中性の中性子からできているのです。
100種類以上の原子核の性質の違いは、
原子核を構成する陽子や中性子の数によって
生まれるのです。
全ての物質は電子と陽子と中性子から
できていることがわかったのです。
素晴らしいことだと思いませんか?
一見複雑に見えるこの世界の物質は、
たった3個の粒子からできているのですから。
当時の物理学者も同じように感じたようです。
しかし、この世界観は変更されることになります。
実は陽子や中性子は、さらにクォークという粒子から
できていることが明らかになり、
さらに、その他にも小さな粒子が
たくさん発見されたのです。
その発見には、加速器という大きな実験装置が使われました。
日本の代表的な加速器は、高エネルギー加速器研究機構
にあります。
我々の世界観は複雑な物質の世界から、
複雑な粒子の世界へと変わっていったのです。
複雑な粒子の世界の主役たちが、
それ以上分割できない粒子ということで、
素粒子と呼ばれているわけです。
素粒子の研究は世界中で盛んに行われています。
では素粒子のことがわかれば、この宇宙の全てがわかるのでしょうか?
それでは続きは次回ということで。
by kohno-knj
| 2005-04-24 22:59
| 物理学